Claude Code と Cursor の違いを料金・権限設定・ルールファイルで比較する

Claude Code 公開:

Cursor は X Subscription の一部として売られ、含まれるのは Grok と Composer です。Claude のモデルは別料金になります。権限の書き方とルールファイル、設定の置き場所の違いまで整理します。

検証日 2026年10月28日 仕様変更が早い分野です。最新の公式ドキュメントも併せてご確認ください。 記事の作り方と検証手順
目次
  1. 一覧比較
  2. 料金に含まれるモデルが違う
  3. 権限の書き方は似ている
  4. ルールファイルの作法
  5. 使い分けの目安
  6. まとめ

Claude Code(Anthropic)と Cursor は、どちらもコーディングエージェントです。Cursor はエディタとして知られていますが、現在は CLI も提供していて、ターミナルでの使い方は Claude Code に近づいています。

一方で、料金に何が含まれるかは 2026 年に大きく変わりました。Cursor は X Subscription の一部として売られ、契約に含まれるのは Grok と Composer です。Claude のモデルを使うには別料金がかかります。ここが使い分けを決める最大の分かれ目です。

KEY POINT

この記事で分かること

  • 料金に含まれるモデルが根本的に違うこと
  • 権限の書き方は似ているが、設定を置ける場所が違うこと
  • プロジェクトのルールファイルの作法の違い

一覧比較

2026 年 10 月 28 日時点の公式ドキュメントで確認できた範囲です。

項目Claude CodeCursor
形態CLI、VS Code 拡張、デスクトップアプリエディタ、CLI、クラウドエージェント
契約に含まれるモデルClaude のモデルCursor のモデル(Grok 4.7 / 4.6 / 4.5、Composer 2.5)
他社モデル対象外契約には含まれない。Premium 以上で API の定価を前払いクレジットから支払う
使用量の単位5 時間のローリングセッション枠週単位で更新されるプール
権限の記法Bash(...)、Read(...)、Edit(...) などShell(...)、Read(...)、Write(...)、WebFetch(...)、Mcp(...)
設定ファイルsettings.json(5 階層)cli-config.json(グローバル)と cli.json(プロジェクト)
ルールファイルCLAUDE.md.cursor/rules の .mdc、AGENTS.md など 4 種類

料金に含まれるモデルが違う

公式ドキュメントの書き出しは「Cursor is sold as part of The X Subscription, one subscription for Grok, Cursor, and X」です。有料プランには Cursor のモデル用の使用量プールが週単位で付きますが、サードパーティのモデルは含まれません。

Cursor のプラン月額年額
Free0 ドル—
Plus8 ドル80 ドル
Premium30 ドル300 ドル
Super100 ドル1,000 ドル
Ultra200 ドル2,000 ドル

Teams は 1 席あたり 30 / 100 / 200 ドル、Enterprise は個別見積もりです。税別と明記されています。

注意したいのは Plus の制限です。公式ドキュメントは、Plus で使えるのは Cursor のモデルを固定設定で動かす形だと書いています。Fast は無効、effort は medium、Grok 4.7 は 256k のコンテキストです。Auto、Cloud Agents、Automations、Bugbot、Origin、サードパーティのモデル、自分の API キーはいずれも使えません。

Claude 側は Free が 0 ドル、Pro が月払い 20 ドル(年払いなら月あたり 17 ドル、200 ドル前払い)、Max は 100 ドルからで Pro の 5 倍か 20 倍の使用量です。Claude Code は Pro と Max に含まれ、Free では使えません。 使用量の上限は「rolling five-hour session window」でリセットされると書かれています。

同じ金額でも買っているものが違う

月 8 ドルの Cursor Plus と月 20 ドルの Claude Pro は、金額だけ見れば Cursor が安く見えます。しかし Plus で動くのは Grok と Composer で、Claude のモデルは動きません。Claude のモデルを Cursor で使うなら Premium 以上に加えて前払いクレジットが要るため、合計額は逆転します。「どちらが安いか」ではなく「使いたいモデルがどちらの契約に入っているか」で選ぶほうが確実です。

なお公式ドキュメントは、Pro・Pro+・Ultra・Start・Teams の Standard と Premium を「legacy Cursor plans」と呼んでいます。現行プランにも Ultra があるため、名前が重複している点に注意してください。

権限の書き方は似ている

Cursor CLI の権限の記法は、Claude Code とよく似ています。permissions.allow と permissions.deny に、次の形式のトークンを並べます。

{
  "permissions": {
    "allow": [
      "Shell(git)",
      "Read(src/**/*.ts)",
      "Write(package.json)",
      "WebFetch(docs.github.com)",
      "Mcp(datadog:*)"
    ],
    "deny": [
      "Shell(rm)",
      "Read(.env*)",
      "Write(**/*.key)"
    ]
  }
}

シェルは Bash ではなく Shell、編集は Edit ではなく Write です。MCP は Claude Code が mcp__<server>__<tool> と書くのに対し、Cursor は Mcp(server:tool) と書きます。.env の読み取りを止める発想は同じです。Claude Code 側の書き方は Claude Code の settings.json で権限を設定する方法 にまとめてあります。

大きく違うのは 設定を置ける場所です。Cursor CLI の設定は ~/.cursor/cli-config.json(グローバル)と <project>/.cursor/cli.json(プロジェクト)ですが、ドキュメントは「Only permissions can be configured at the project level. All other CLI settings must be set globally」と明記しています。

つまり Cursor では、プロジェクト単位で変えられるのは権限だけです。Claude Code が管理設定からユーザー設定まで 5 階層でほとんどのキーを上書きできるのとは、設計が異なります。

ルールファイルの作法

Cursor のルールは 4 種類あります。

種類置き場所
Project Rules.cursor/rules の .mdc ファイル。バージョン管理する
User RulesCursor 環境全体に効く個人設定
Team Rulesダッシュボードで管理する。Team と Enterprise プラン
AGENTS.mdMarkdown 形式の指示。.cursor/rules の簡易な代替

Project Rules で引っかかりやすいのが拡張子です。ドキュメントは「A plain .md file in .cursor/rules is ignored by the rules system because it has no frontmatter to specify description, globs, and alwaysApply」と書いています。.md で置いても無視されるため、.mdc にするか AGENTS.md を使ってください。

Claude Code は CLAUDE.md を使います。Cursor が AGENTS.md を読めるため、両方を使うなら共通の内容を AGENTS.md に置き、CLAUDE.md から参照させる形が管理しやすくなります。Codex も AGENTS.md を読むので、3 つを併用する場合はこの形が効いてきます。

使い分けの目安

状況向いているほう
Claude のモデルを主に使いたいClaude Code
エディタ内で補完しながら書きたいCursor
プロジェクトごとに設定を細かく分けたいClaude Code(権限以外もプロジェクト単位で持てる)
Grok や Composer を使う前提で安く始めたいCursor Plus
CI や自動化に組み込みたいどちらも CLI がある。既存の契約に合わせる

モデルの賢さはリリースのたびに入れ替わるため、比較の軸にはしていません。同じ観点での Codex との比較は Codex と Claude Code の違い、Gemini CLI との比較は Gemini CLI と Claude Code の違い を参照してください。

まとめ

  • Cursor は X Subscription の一部として売られ、含まれるのは Grok 4.7 / 4.6 / 4.5 と Composer 2.5
  • サードパーティのモデルは契約に含まれず、Premium 以上で API の定価を前払いクレジットから払う。Plus では使えない
  • Claude Code は Pro(月 20 ドル)と Max(100 ドルから)に含まれ、Free では使えない
  • 権限の記法は似ているが、Cursor はプロジェクト単位で権限しか設定できない
  • Cursor の .cursor/rules では .md は無視される。.mdc か AGENTS.md を使う

よくある質問

Cursor の契約で Claude のモデルは使えますか?
追加料金が必要です。2026 年 10 月 28 日時点の公式ドキュメントは、サードパーティのモデルは含まれず、Premium 以上で API の定価を前払いクレジットから支払うと書いています。Plus ではサードパーティのモデル自体が使えません。
どちらが安いですか?
含まれるものが違うため単純比較はできません。Cursor Plus は月 8 ドルですが使えるのは Cursor のモデルだけで、Claude Pro は月 20 ドルで Claude Code と Claude のモデルが含まれます(2026 年 10 月 28 日時点)。
両方を同じプロジェクトで使えますか?
使えます。Cursor は AGENTS.md を読めるため、共通の内容を AGENTS.md に置き、CLAUDE.md からそれを参照させると二重管理を避けられます。

参考にした一次情報

この記事は公式ドキュメントを基に AI が下書きを作成し、運営者が内容を確認して公開しています。誤りを見つけた場合は お問い合わせからお知らせください。