CLAUDE.md に追記する方法、# ショートカットの現状と /memory・@ インポート記法の使い方

Claude Code 公開: 更新:

入力欄の # で CLAUDE.md へ追記する操作が見当たらない疑問に答え、/memory・自然言語での依頼・オートメモリの 3 つの追記方法を整理します。長くなった CLAUDE.md を @path で別ファイルに分けるインポート記法の仕様と構成例も解説します。

検証日 2026年10月10日 仕様変更が早い分野です。最新の公式ドキュメントも併せてご確認ください。 記事の作り方と検証手順
目次
  1. 公式ドキュメントに記載がある入力プレフィックスは 5 つ
  2. CLAUDE.md に追記する 3 つの方法
    1. 1. /memory でファイルを開く
    2. 2. Claude に日本語で頼む
    3. 3. オートメモリに任せる
  3. 「覚えておいて」が CLAUDE.md に入らない理由
  4. 長くなった CLAUDE.md を @ インポートで分ける
  5. 追記したあとに効いているか確かめる
  6. まとめ

Claude Code の解説記事や動画で「入力欄の先頭に # を打つと、その内容が CLAUDE.md に追記される」という操作を見かけて、実際に試したら何も起きなかった。そんな経験から検索してこの記事にたどり着いた方に向けて、いま公式に案内されている追記方法と、長くなった CLAUDE.md を別ファイルに分ける @ インポート記法をまとめます。

結論から書きます。2026 年 10 月 10 日時点の公式ドキュメントには、# を特別な入力として扱う記述がありません。セッション中に CLAUDE.md へ追記する方法として公式に案内されているのは、/memory コマンド、Claude への自然言語での依頼、そしてオートメモリの 3 つです。

KEY POINT

この記事で分かること

  • 公式ドキュメントで # がどう扱われているか(どのページを見たか)
  • CLAUDE.md に追記する、現在案内されている 3 つの方法
  • 「覚えておいて」と頼んだ内容が CLAUDE.md に入らない理由
  • @path で別ファイルを取り込むインポート記法の書き方と注意点

公式ドキュメントに記載がある入力プレフィックスは 5 つ

対話モードのリファレンスには「Quick commands」という表があり、入力欄の先頭や途中で特別な意味を持つ文字がまとめられています。確認できたのは次の 5 つです。

入力意味説明
/ (先頭)コマンド・スキル組み込みコマンドやスキルの一覧を開く
! (先頭)シェルモードコマンドを直接実行し、その出力をセッションに追加する
@ファイルパス参照ファイルパスの補完を開き、内容を会話に含める
:絵文字ショートコード:name: の形で絵文字を挿入する
? (空入力時)ヘルプパネルショートカット一覧の表示を切り替える

この表に # はありません。コマンドリファレンス、メモリのページ、ベストプラクティスのページも確認しましたが、いずれにも # を追記ショートカットとして説明する記述は見つかりませんでした。

「以前は存在した」かどうかは断定できません

# が過去のバージョンで動作していたのか、それとも別の製品の操作と混同されているのかは、公式ドキュメントでは確認できませんでした。この記事では「現行ドキュメントに記載がない」という事実だけを扱います。手元の環境で試して動く場合は、そのバージョンの挙動として扱ってください。

CLAUDE.md に追記する 3 つの方法

1. /memory でファイルを開く

セッション中に /memory を実行すると、CLAUDE.md、CLAUDE.local.md などのメモリファイルの場所が一覧表示されます。行を選ぶとエディタで開き、まだ存在しないファイルを選んだ場合は新規作成されます。

/memory

VS Code のような GUI エディタは別ウィンドウで開くため、編集中もセッションを続けられます。Vim のようなターミナルエディタは、終了するまでターミナルを占有します。

2. Claude に日本語で頼む

もっとも手数が少ないのは、そのまま頼む方法です。公式ドキュメントは「CLAUDE.md に指示を追加したいときは、"add this to CLAUDE.md" のように Claude に直接頼むか、/memory から自分で編集する」と案内しています。

今の「テストは npm test ではなく pnpm test で回す」というルールを CLAUDE.md に追加してください

CLAUDE.md は普通の Markdown ファイルなので、Claude は Edit ツールで追記します。どこに追記するかを指定したいときは、見出し名まで含めて頼むと意図どおりになります。

3. オートメモリに任せる

Claude 自身が学んだことを書き残す仕組みがオートメモリです。既定で有効で、保存先は ~/.claude/projects/<project>/memory/ です。ここに MEMORY.md という索引と、話題ごとのファイルが作られます。

「覚えておいて」が CLAUDE.md に入らない理由

ここがもっとも混乱しやすい点です。「pnpm を使って、npm は使わないで」のように覚えてほしいことを頼むと、その内容は CLAUDE.md ではなくオートメモリに保存されます。CLAUDE.md を開いても何も増えていないのは、このためです。

CLAUDE.mdオートメモリ
書く主体人間Claude
内容指示・ルール学習した内容・やりとりの傾向
範囲プロジェクト / ユーザー / 組織リポジトリ単位(マシンローカル)
読み込み毎セッション毎セッション(MEMORY.md の先頭 200 行または 25KB)

チームで共有したいルールは CLAUDE.md に書いてバージョン管理に入れます。オートメモリはマシンローカルで、他のマシンやクラウド環境とは共有されません。共有したいルールを「覚えておいて」で済ませると、自分の環境にしか残らないことになります。オートメモリを切りたい場合の設定は Claude Code の auto memory を無効にする・保存先を変える設定 で解説しています。

長くなった CLAUDE.md を @ インポートで分ける

追記を続けて CLAUDE.md が長くなってきたら、すべてを 1 ファイルに書き続けるより、@ に続けてパスを書いてそのファイルの内容を取り込むインポート記法で分割できます。@docs/coding-style.md のように 1 行書けば、そのファイルが CLAUDE.md の一部として読み込まれます。

# プロジェクト概要
Next.js の管理画面。

## 規約
@docs/coding-style.md

## アーキテクチャ
@docs/architecture.md
書き方意味
@docs/style.mdCLAUDE.md と同じディレクトリを基準にした相対パス
@/absolute/path/rules.md絶対パス
@~/.claude/personal.mdホームディレクトリ基準

仕様上の注意点は 4 つです。

  • 再帰: インポート先のファイルの中で @ を使うと、さらに読み込まれます。深さには上限があるため、2〜3 段までにしてください
  • コードブロック内は無視: `@example.com` やコードフェンス内の @ はインポートとして解釈されません。メールアドレスなどを誤検出しないための仕様です
  • 存在しないパス: エラーにはならず、読み込まれないだけです。/context の Memory files で確認する習慣をつけてください
  • トークン消費: インポートした内容もセッションごとに送信されます。分割してもトークンは減りません

分割はトークン節約にはならない

インポートは「管理しやすくする」ための機能で、読み込まれる総量は変わりません。ディレクトリごとに必要な情報が異なるなら、packages/api/CLAUDE.md のように配置してそのディレクトリの作業時だけ読まれるようにする方が効果があります(CLAUDE.md はどこに置くと読まれるのか)。

規約を種類ごとに分ける構成例:

リポジトリ/
├── CLAUDE.md
└── docs/
    └── ai/
        ├── commands.md      # ビルド・テスト・lint のコマンド
        ├── conventions.md   # コーディング規約
        └── forbidden.md     # 変更禁止の場所
# CLAUDE.md
@docs/ai/commands.md
@docs/ai/conventions.md
@docs/ai/forbidden.md

## 作業の進め方
- 3 ファイル以上の変更は方針を先に提示する

Codex の AGENTS.md と共通化したい場合は、AGENTS.md を原本にして @AGENTS.md の 1 行だけで CLAUDE.md を構成できます(CLAUDE.md・AGENTS.md・GEMINI.md の共通化)。自分だけのルールは、@~/.claude/personal.md の行自体が Git にコミットされてしまうため、インポートではなく Git 管理外の CLAUDE.local.md に書く方が向いています。

追記したあとに効いているか確かめる

追記しただけでは、そのファイルがセッションに読み込まれているとは限りません。読み込み状況を確認するコマンドは /memory ではなく /context です。

/context

実行すると Memory files の一覧が表示されます。ここに目的のファイル(インポート先を含む)が出ていなければ、Claude はその内容を見ていません。置き場所が読み込み対象になっているかは CLAUDE.md はどこに置くと読まれるのか で確認してください。

まだ CLAUDE.md を作っていない場合は、/init でプロジェクトの構成から下書きを生成できます。手順は Claude Code の /init が生成する CLAUDE.md の中身と、直すべき箇所 を、何を書くべきかは親記事の CLAUDE.md の書き方 を参照してください。

まとめ

  • 現行の公式ドキュメントに、# を CLAUDE.md への追記ショートカットとして説明する記述はない。記載がある入力プレフィックスは /、!、@、:、? の 5 つ
  • セッション中の追記は /memory でファイルを開くか、「CLAUDE.md に追加して」と頼む
  • 「覚えておいて」だけでは CLAUDE.md ではなくオートメモリに保存され、マシンローカルに留まる
  • 長くなったら @docs/style.md のインポート記法で分割できる。相対パス・絶対パス・~ が使え、コードブロック内の @ は無視される。分割してもトークンは減らない
  • 追記後は /context の Memory files で読み込まれているかを確認する

よくある質問

Claude Code で入力欄に # を打つと何が起きますか?
現行の公式ドキュメントには # を特別な入力として扱う記述がありません。記載があるのは / (コマンド)、! (シェルモード)、@ (ファイル参照)、: (絵文字)、? (ヘルプ) の 5 つです。
セッション中に CLAUDE.md へ 1 行足したいときはどうすればよいですか?
/memory で対象ファイルを選んでエディタで開くか、Claude に「これを CLAUDE.md に追加して」と日本語で頼むのが公式に案内されている方法です。
「覚えておいて」と頼んだ内容はどこに保存されますか?
CLAUDE.md ではなくオートメモリ (~/.claude/projects/<project>/memory/) に保存されます。CLAUDE.md に入れたいときは、その旨を明示して頼みます。
インポートしたファイルの中でさらに @ を使えますか?
使えます。ただし再帰の深さには上限があるため、2〜3 段までにしてください。コードブロックやインラインコードの中の @ はインポートとして扱われません。

参考にした一次情報

この記事は公式ドキュメントを基に AI が下書きを作成し、運営者が内容を確認して公開しています。誤りを見つけた場合は お問い合わせからお知らせください。