Claude Code の # で CLAUDE.md に追記できるか:公式ドキュメントの現状と代わりの手段
入力欄の先頭に # を打って CLAUDE.md へ追記する操作が見当たらない、という疑問に答えます。現行の公式ドキュメントでの扱いと、/memory・自然言語での依頼・オートメモリという 3 つの追記方法を整理します。
目次
Claude Code の解説記事や動画で「入力欄の先頭に # を打つと、その内容が CLAUDE.md に追記される」という操作を見かけて、実際に試したら何も起きなかった。そんな経験から検索してこの記事にたどり着いた方に向けて書いています。
結論から書きます。2026 年 9 月 11 日時点の公式ドキュメントには、# を特別な入力として扱う記述がありません。セッション中に CLAUDE.md へ追記する方法として公式に案内されているのは、/memory コマンド、Claude への自然言語での依頼、そしてオートメモリの 3 つです。
KEY POINT
この記事で分かること
- 公式ドキュメントで
#がどう扱われているか(どのページを見たか) CLAUDE.mdに追記する、現在案内されている 3 つの方法- 「覚えておいて」と頼んだ内容が
CLAUDE.mdに入らない理由
公式ドキュメントに記載がある入力プレフィックスは 5 つ
対話モードのリファレンスには「Quick commands」という表があり、入力欄の先頭や途中で特別な意味を持つ文字がまとめられています。確認できたのは次の 5 つです。
| 入力 | 意味 | 説明 |
|---|---|---|
/ (先頭) | コマンド・スキル | 組み込みコマンドやスキルの一覧を開く |
! (先頭) | シェルモード | コマンドを直接実行し、その出力をセッションに追加する |
@ | ファイルパス参照 | ファイルパスの補完を開き、内容を会話に含める |
: | 絵文字ショートコード | :name: の形で絵文字を挿入する |
? (空入力時) | ヘルプパネル | ショートカット一覧の表示を切り替える |
この表に # はありません。コマンドリファレンス、メモリのページ、ベストプラクティスのページも確認しましたが、いずれにも # を追記ショートカットとして説明する記述は見つかりませんでした。
「以前は存在した」かどうかは断定できません
# が過去のバージョンで動作していたのか、それとも別の製品の操作と混同されているのかは、公式ドキュメントでは確認できませんでした。この記事では「現行ドキュメントに記載がない」という事実だけを扱います。手元の環境で試して動く場合は、そのバージョンの挙動として扱ってください。
CLAUDE.md に追記する 3 つの方法
1. /memory でファイルを開く
セッション中に /memory を実行すると、CLAUDE.md、CLAUDE.local.md などのメモリファイルの場所が一覧表示されます。行を選ぶとエディタで開き、まだ存在しないファイルを選んだ場合は新規作成されます。
/memory
VS Code のような GUI エディタは別ウィンドウで開くため、編集中もセッションを続けられます。Vim のようなターミナルエディタは、終了するまでターミナルを占有します。
2. Claude に日本語で頼む
もっとも手数が少ないのは、そのまま頼む方法です。公式ドキュメントは「CLAUDE.md に指示を追加したいときは、"add this to CLAUDE.md" のように Claude に直接頼むか、/memory から自分で編集する」と案内しています。
今の「テストは npm test ではなく pnpm test で回す」というルールを CLAUDE.md に追加してください
CLAUDE.md は普通の Markdown ファイルなので、Claude は Edit ツールで追記します。どこに追記するかを指定したいときは、見出し名まで含めて頼むと意図どおりになります。
3. オートメモリに任せる
Claude 自身が学んだことを書き残す仕組みがオートメモリです。既定で有効で、保存先は ~/.claude/projects/<project>/memory/ です。ここに MEMORY.md という索引と、話題ごとのファイルが作られます。
「覚えておいて」が CLAUDE.md に入らない理由
ここがもっとも混乱しやすい点です。「pnpm を使って、npm は使わないで」のように覚えてほしいことを頼むと、その内容は CLAUDE.md ではなくオートメモリに保存されます。CLAUDE.md を開いても何も増えていないのは、このためです。
2 つの仕組みの役割は次のように分かれています。
| CLAUDE.md | オートメモリ | |
|---|---|---|
| 書く主体 | 人間 | Claude |
| 内容 | 指示・ルール | 学習した内容・やりとりの傾向 |
| 範囲 | プロジェクト / ユーザー / 組織 | リポジトリ単位(マシンローカル) |
| 読み込み | 毎セッション | 毎セッション(MEMORY.md の先頭 200 行または 25KB) |
チームで共有したいルールは CLAUDE.md に書いてバージョン管理に入れます。オートメモリはマシンローカルで、他のマシンやクラウド環境とは共有されません。共有したいルールを「覚えておいて」で済ませると、自分の環境にしか残らないことになります。
オートメモリを切りたい場合の設定は Claude Code の auto memory を無効にする・保存先を変える設定 で解説しています。
追記したあとに効いているか確かめる
追記しただけでは、そのファイルがセッションに読み込まれているとは限りません。読み込み状況を確認するコマンドは /memory ではなく /context です。
/context
実行すると Memory files の一覧が表示されます。ここに目的のファイルが出ていなければ、Claude はその内容を見ていません。置き場所が読み込み対象になっているかを CLAUDE.md の書き方:ユーザー・プロジェクト・ディレクトリの 3 階層と実例テンプレート で確認してください。サブディレクトリに置いたファイルの読み込みタイミングは サブディレクトリの CLAUDE.md はいつ読み込まれるか にまとめています。
まだ CLAUDE.md を作っていない場合は、/init でプロジェクトの構成から下書きを生成できます。手順は Claude Code の /init が生成する CLAUDE.md の中身と、直すべき箇所 を参照してください。
まとめ
- 現行の公式ドキュメントに、
#をCLAUDE.mdへの追記ショートカットとして説明する記述はない - 記載がある入力プレフィックスは
/、!、@、:、?の 5 つ - セッション中の追記は
/memoryでファイルを開くか、「CLAUDE.md に追加して」と頼む - 「覚えておいて」だけでは
CLAUDE.mdではなくオートメモリに保存され、マシンローカルに留まる - 追記後は
/contextの Memory files で読み込まれているかを確認する
よくある質問
- Claude Code で入力欄に # を打つと何が起きますか?
- 現行の公式ドキュメントには # を特別な入力として扱う記述がありません。記載があるのは / (コマンド)、! (シェルモード)、@ (ファイル参照)、: (絵文字)、? (ヘルプ) の 5 つです。
- セッション中に CLAUDE.md へ 1 行足したいときはどうすればよいですか?
- /memory で対象ファイルを選んでエディタで開くか、Claude に「これを CLAUDE.md に追加して」と日本語で頼むのが公式に案内されている方法です。
- 「覚えておいて」と頼んだ内容はどこに保存されますか?
- CLAUDE.md ではなくオートメモリ (~/.claude/projects/<project>/memory/) に保存されます。CLAUDE.md に入れたいときは、その旨を明示して頼みます。
参考にした一次情報
この記事は公式ドキュメントを基に AI が下書きを作成し、運営者が内容を確認して公開しています。誤りを見つけた場合は お問い合わせからお知らせください。