Codex CLI のセットアップと AGENTS.md の書き方【ChatGPT アカウントで始める】

Codex 公開:

OpenAI の Codex CLI をインストールして ChatGPT アカウントでログインし、最初のタスクを実行するまでの手順と、Codex が読み込む AGENTS.md の配置場所・書き方・テンプレートを解説します。

検証日 2026年9月7日 仕様変更が早い分野です。最新の公式ドキュメントも併せてご確認ください。
目次
  1. 前提条件
  2. インストール
  3. ログイン
  4. 最初のタスク
  5. AGENTS.md の役割と配置
  6. AGENTS.md のテンプレート
  7. 対話中に使う主なコマンド
  8. CLAUDE.md と併用する
  9. まとめ

Codex CLI は OpenAI が提供するターミナル向けのコーディングエージェントです。ChatGPT のアカウントでログインでき、ローカルのリポジトリを読んでコードを書き、コマンドを実行します。

この記事では、インストールからログイン、最初のタスク実行までの手順と、Codex がプロジェクトのルールを理解するために読み込む AGENTS.md の書き方をまとめます。

KEY POINT

この記事で分かること

  • Codex CLI のインストールと ChatGPT アカウント / API キーでのログイン
  • AGENTS.md の配置場所と読み込みの優先順位
  • そのまま使える AGENTS.md のテンプレート

前提条件

項目内容
OSmacOS、Linux。Windows は WSL2 経由が案内されている
Node.jsnpm でインストールする場合に必要(LTS 版)
アカウントChatGPT の有料プラン、または OpenAI API キー
Gitリポジトリ操作をさせるなら必須

インストール

npm または Homebrew でインストールします。

# npm
npm install -g @openai/codex

# Homebrew (macOS)
brew install --cask codex

バージョンを確認します。

codex --version

ログイン

プロジェクトのディレクトリで codex を起動すると、初回にログイン方法を選ぶ画面が出ます。

cd path/to/project
codex
  • ChatGPT アカウントでログイン: ブラウザが開き、ChatGPT にサインインします。プランに含まれる利用枠で使えます。
  • API キーでログイン: 従量課金で使います。環境変数 OPENAI_API_KEY を設定するか、codex login --api-key で登録します。
codex login --api-key "sk-..."
codex login status   # ログイン状態の確認

ChatGPT ログインと API キーの併用に注意

OPENAI_API_KEY が環境変数に設定されていると、ChatGPT ログインより優先して API キーが使われ、従量課金になる場合があります。ChatGPT プランの枠で使いたいときは、環境変数を外してからログインしてください。

最初のタスク

起動後の入力欄に、やりたいことを日本語で書きます。

このリポジトリの構成を説明して。テストの実行方法も教えて

Codex は必要なファイルを読み、必要ならコマンドを実行して答えます。ファイルの変更やコマンド実行の前に確認が入るかどうかは、承認モードとサンドボックスの設定で決まります。既定の設定はワークスペース内の書き込みを許可しつつ、外部への影響がある操作は確認する構成です。詳細は Codex CLI の approval mode と sandbox 設定の違い を参照してください。

AGENTS.md の役割と配置

Codex は起動時に AGENTS.md を探して読み込み、プロジェクトのルールとして扱います。AGENTS.md は Codex 専用ではなく、複数の AI コーディングツールが共通で読む形式として広まっています。

配置場所用途
~/.codex/AGENTS.md全プロジェクト共通の個人的な好み
リポジトリのルート AGENTS.mdチームで共有するプロジェクトのルール
サブディレクトリの AGENTS.mdそのディレクトリ配下にだけ適用するルール

複数ある場合は、ルートからカレントディレクトリに向かって順に読み込まれ、より深い階層のものが優先されます。

用語解説

AGENTS.md の読み込み範囲: 読み込まれる合計サイズには上限があります。巨大な仕様書を貼り付けるのではなく、必要な部分だけを簡潔に書き、詳細は別ファイルへのパスで示すのが基本です。

AGENTS.md のテンプレート

# プロジェクト概要
Express + TypeScript の REST API。DB は PostgreSQL(Prisma)。

## セットアップとコマンド
- 依存関係: `pnpm install`
- 開発サーバー: `pnpm dev`
- テスト: `pnpm test`(変更に関連するテストを必ず実行する)
- Lint / 型チェック: `pnpm lint && pnpm typecheck`
- マイグレーション: `pnpm prisma migrate dev`

## コーディング規約
- 関数は 50 行以内。超える場合は分割する
- エラーは `AppError` を throw し、握りつぶさない
- 外部 API の呼び出しは `src/clients/` に集約する
- `any` を使わない

## 変更してはいけないもの
- `prisma/migrations/` の既存ファイル
- `src/generated/`(自動生成)

## 作業の進め方
- 複数ファイルにまたがる変更は、先に方針を箇条書きで提示する
- テストが通らない状態で完了報告をしない
- コミットメッセージは Conventional Commits 形式

## PR を作るとき
- タイトルは 50 字以内
- 本文に「変更理由」「テスト方法」を書く

/init を実行すると、Codex がプロジェクトを調べて AGENTS.md の雛形を生成します。雛形はそのまま使わず、README を見れば分かる内容は削って、「見ただけでは分からない約束事」だけを残してください。

対話中に使う主なコマンド

コマンド内容
/initAGENTS.md の雛形を生成
/modelモデルと推論の深さを切り替える
/approvals承認モードを切り替える
/status現在の設定、モデル、トークン使用量を表示
/diff現在の変更差分を表示
/clear会話履歴をクリア

CLAUDE.md と併用する

Claude Code も使うチームでは、AGENTS.md と CLAUDE.md の両方が必要になります。内容を二重管理しないための方法は CLAUDE.md・AGENTS.md・GEMINI.md の違いと共通化テクニック を参照してください。設定ファイル(config.toml)によるモデルやプロファイルの切り替えは config.toml でモデルとプロファイルを切り替える で解説しています。

まとめ

  • npm install -g @openai/codex または Homebrew で入れ、codex で起動して ChatGPT アカウントか API キーでログインする
  • OPENAI_API_KEY が設定されていると API キーが優先されるので注意する
  • AGENTS.md は ~/.codex/、リポジトリのルート、サブディレクトリの 3 階層で、深いものが優先される
  • /init で雛形を作り、「見ただけでは分からない約束事」だけを残す

よくある質問

Codex CLI は ChatGPT の無料プランで使えますか?
Codex CLI の利用には ChatGPT Plus / Pro / Team / Enterprise などの有料プラン、または OpenAI API キーが必要です。プランに含まれる利用枠は公式の料金ページで確認してください。
AGENTS.md と CLAUDE.md は同じものですか?
役割は同じ「エージェントへの前提説明」です。AGENTS.md は Codex をはじめ複数のツールが読む共通形式で、CLAUDE.md は Claude Code 専用です。
AGENTS.md はどこに置きますか?
全プロジェクト共通は ~/.codex/AGENTS.md、プロジェクト共通はリポジトリのルート、サブディレクトリ固有のルールはそのディレクトリに置きます。

参考にした一次情報

この記事は公式ドキュメントを基に AI が下書きを作成し、運営者が内容を確認して公開しています。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。