Gemini CLI のインストールと GEMINI.md の書き方:Google アカウントで無料で始める
Google の Gemini CLI をインストールし、Google アカウントでログインして使い始めるまでの手順と、Gemini CLI がプロジェクトのルールとして読み込む GEMINI.md の配置場所・書き方・/memory コマンドによる確認方法を解説します。
Gemini CLI は Google が公開しているオープンソースのターミナル向けコーディングエージェントです。最大の特徴は、個人の Google アカウントでログインするだけで、上限付きながら無料で使い始められることです。
この記事では、インストールからログイン、最初のタスクまでの手順と、プロジェクトのルールを伝えるための GEMINI.md の書き方をまとめます。
KEY POINT
この記事で分かること
- インストールと Google アカウント / API キーでのログイン
- GEMINI.md の配置場所、読み込みの仕組み、確認コマンド
- そのまま使える GEMINI.md のテンプレート
前提条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Node.js | 20 以上 |
| OS | macOS、Linux、Windows |
| アカウント | 個人の Google アカウント(無料枠)、Gemini API キー、または Google Cloud(Vertex AI) |
インストール
# npm でグローバルインストール
npm install -g @google/gemini-cli
# または Homebrew (macOS)
brew install gemini-cli
# インストールせずに試す
npx @google/gemini-cli
gemini --version
ログイン
プロジェクトのディレクトリで gemini を起動すると、初回に認証方法を選ぶ画面が出ます。
cd path/to/project
gemini
| 認証方法 | 特徴 |
|---|---|
| Google アカウントでログイン | ブラウザで認証。個人アカウントなら無料枠で利用できる |
| Gemini API キー | Google AI Studio で発行。環境変数 GEMINI_API_KEY に設定 |
| Vertex AI | Google Cloud プロジェクト経由。企業利用向け |
# API キーを使う場合
export GEMINI_API_KEY="your-key"
無料枠の上限やデータの扱いは Gemini CLI の無料枠と制限 で詳しく説明しています。
最初のタスク
このリポジトリの構成を説明して。テストの実行方法も教えて
Gemini CLI はファイルを読み、必要ならコマンドを実行します。ファイルの変更やコマンド実行の前には確認が入ります。「常に許可」を選ぶと、そのセッション中は同種の操作が自動で通ります。
対話中の主なコマンド:
| コマンド | 内容 |
|---|---|
/help | コマンド一覧 |
/memory show | 読み込まれた GEMINI.md の内容を表示 |
/memory refresh | GEMINI.md を再読み込み |
/tools | 使えるツールの一覧 |
/mcp | MCP サーバーの状態 |
/stats | トークン使用量 |
/clear | 画面と履歴をクリア |
GEMINI.md の役割と配置
Gemini CLI は起動時に GEMINI.md を探して読み込み、プロジェクトの前提として扱います。Claude Code の CLAUDE.md、Codex の AGENTS.md と同じ役割です。
| 配置場所 | 用途 |
|---|---|
~/.gemini/GEMINI.md | 全プロジェクト共通の個人的な好み |
リポジトリのルート GEMINI.md | チームで共有するプロジェクトのルール |
サブディレクトリの GEMINI.md | そのディレクトリ配下で作業するときに追加で読み込まれる |
読み込まれた内容は結合され、/memory show で確認できます。
用語解説
contextFileName 設定: settings.json の contextFileName を変更すると、GEMINI.md 以外のファイル名(例: AGENTS.md)を読み込ませることができます。Codex と同じファイルを共有したいときに使います。詳細は CLAUDE.md・AGENTS.md・GEMINI.md の違いと共通化テクニック を参照してください。
GEMINI.md のテンプレート
# プロジェクト概要
Django + React の社内ツール。バックエンドは `backend/`、フロントは `frontend/`。
## コマンド
- バックエンドのテスト: `cd backend && pytest`
- フロントのテスト: `cd frontend && npm test`
- Lint: `cd backend && ruff check .` / `cd frontend && npm run lint`
- 開発サーバー: `docker compose up`
## 規約
- Python は型ヒント必須。`Any` は使わない
- React は関数コンポーネントのみ。状態管理は既存の Zustand ストアを使う
- API のスキーマは `backend/api/schemas/` に置き、フロントの型は生成コマンドで更新する
## 変更禁止
- `backend/migrations/` の既存ファイル
- `frontend/src/generated/`
## 作業の進め方
- 変更前に関連テストを読む
- 複数ファイルにまたがる変更は方針を先に提示する
- 完了報告には実行したコマンドと結果を含める
/init を実行すると、Gemini CLI がプロジェクトを調べて雛形を生成します。README で分かる内容は削り、「見ただけでは分からない約束事」だけを残すのは、他のツールと同じ考え方です(CLAUDE.md の書き方 の方針がそのまま使えます)。
会話中に記憶させる
/memory add <内容> を実行すると、その内容がユーザーの GEMINI.md に追記されます。繰り返し伝えている好みは、このコマンドで書き込んでおくと次回以降も反映されます。
まとめ
npm install -g @google/gemini-cliで入れ、geminiを起動して Google アカウントでログインする- GEMINI.md は
~/.gemini/、リポジトリのルート、サブディレクトリの 3 階層で結合される /memory showで読み込み状況を確認し、/memory refreshで再読み込みする/initで雛形を作り、コマンド・規約・変更禁止・進め方の 4 種類に絞る
よくある質問
- Gemini CLI は本当に無料で使えますか?
- 個人の Google アカウントでログインすると、1 分あたり・1 日あたりの上限付きで無料で使えます。上限を超える使い方や商用の要件がある場合は API キーや Vertex AI を使います。
- GEMINI.md はどこに置きますか?
- 全プロジェクト共通は ~/.gemini/GEMINI.md、プロジェクト共通はリポジトリのルート、サブディレクトリ固有のルールはそのディレクトリに置きます。
- 読み込まれている GEMINI.md を確認するには?
- 対話中に /memory show を実行すると、読み込まれた内容が表示されます。編集後は /memory refresh で再読み込みできます。
参考にした一次情報
この記事は公式ドキュメントを基に AI が下書きを作成し、運営者が内容を確認して公開しています。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。