Codex クラウド版で GitHub のタスクを任せる手順と、環境の作り方の変更点

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ChatGPT 上で動く Codex クラウド版の使い方を解説します。Work in > Cloud からの環境作成、Codex が自動生成する install script と start skill、タスクの投げ方、PR の確認までをまとめます。

検証日 2026年10月17日 仕様変更が早い分野です。最新の公式ドキュメントも併せてご確認ください。 記事の作り方と検証手順
目次
  1. 前提条件
  2. GitHub を接続して環境を作る
  3. セットアップスクリプトは自分で書かない
  4. タスクを投げる
  5. 結果を確認して PR にする
  6. AGENTS.md を整える
  7. ローカル版・VS Code 拡張との使い分け
  8. まとめ

Codex のクラウド版は、手元のマシンではなく OpenAI 側のコンテナでリポジトリをクローンし、タスクを実行して結果を PR として返す仕組みです。「Issue を 3 件まとめて渡して、PR が 3 本返ってくる」ような使い方ができ、ローカルの作業と並行して進められます。

この記事では、GitHub の接続、環境の作成、タスクの投げ方、PR の確認までの流れをまとめます。環境の作り方は以前と変わっており、セットアップスクリプトを自分で書く必要はなくなりました。

KEY POINT

この記事で分かること

  • GitHub リポジトリの接続と、Codex が自動で作る環境
  • タスクの投げ方と、生成された PR の確認・修正依頼
  • ローカル版・VS Code 拡張との使い分け

前提条件

項目内容
アカウントChatGPT の対応プラン(Plus / Pro / Team / Enterprise など。対応状況は公式で確認)
GitHub対象リポジトリへのアクセス権。GitHub App のインストールが必要
リポジトリテストやビルドがコマンド 1 つで実行できる状態だと、Codex が構成を特定しやすい

GitHub を接続して環境を作る

公式ドキュメントが示す手順は次のとおりです。

  1. ChatGPT を Web・モバイル・デスクトップアプリのいずれかで開き、ChatGPT アカウントでサインインします。
  2. Web かデスクトップアプリで Work in > Cloud を選び、Select environment を開きます。
  3. GitHub のリポジトリを選んで Get started を選択します。求められたら GitHub を接続します。
  4. 新しい環境なら、セットアップとテスト結果を確認して保存し、Publish を選びます。
  5. Publish したら Start a new task を選び、タスクを書いて送ります。

用語解説

環境(Environment): リポジトリごとの実行設定です。既存の環境があればすぐタスクを始められます。環境は Web かデスクトップアプリで作成します。

セットアップスクリプトは自分で書かない

ここが以前と大きく変わった点です。環境を作るとき、Codex がリポジトリを調べて、ランタイム・ツール・サービスを特定します。テストまで済ませた構成を、次の 2 つのフィールドに保存します。

フィールド内容(公式の説明)
Install script「commands to install dependencies and prepare development assets」(依存関係のインストールと開発用アセットの準備)
Start skill「instructions to start services and check that they're ready」(サービスの起動と、起動確認の手順)

公式ドキュメントは「Refine the setup in the conversation; you don't need to write an installation script yourself」と書いています。内容は会話で直していく形で、インストールスクリプトを自分で書き起こす必要はありません。

あとから変えるときは、Settings > Codex Cloud > Environments を開き、対象の環境の … メニューから Edit を選びます。変更内容を説明して保存し、Republish します。反映されるのは新しいタスクからで、「Start a new task to use the update; existing tasks retain their own state」と明記されています。

ネットワークアクセスは公開してから新しいタスクで確認する

インターネットアクセスはトグルで有効にし、許可するドメインを選びます。セットアップ中にサービスをテストして保存しますが、タスク実行時のアクセスが効くのは Publish / Republish 後の新しいタスクからです。公式ドキュメントも新しいタスクで確認するよう案内しています。Enterprise の管理者は Agent Security で要件を設定でき、各環境のドメイン設定と併せて適用されます。

秘密情報の扱いは 2 種類に分かれます。環境変数は「Passed directly to programs in the environment」で、環境内のプログラムにそのまま渡ります。ネットワークシークレットは許可した HTTPS の宛先にだけ送られ、プログラムが受け取るのはプレースホルダで、「the proxy substitutes the real value for allowed destinations」とされています。個人の値は Personal vault に保持され、環境が要求したときだけ供給されます。

タスクを投げる

環境ができたら、テキストで指示を書いて実行します。

Issue #42 の「ログイン後にリダイレクトされない」不具合を修正してください。
再現するテストを先に追加し、修正後にテストが通ることを確認してください。
  • Ask(質問): コードを変更せず、調査結果や提案を返します。
  • Code(実装): 変更を行い、差分と実行したコマンドのログを返します。

複数のタスクは並列に実行されます。互いに依存しないタスク(別々の Issue、別々のモジュール)を同時に投げるのが効率的です。

結果を確認して PR にする

タスクが完了すると、変更されたファイルとテスト結果が返ります。公式ドキュメントの表現は「Review the changes and test results, request follow-ups, and commit or open a pull request when ready」です。確認して問題なければ、コミットするか PR を開きます。

  • 修正が必要なら、同じタスクに追加の指示(follow-ups)を送って続きをやらせます。
  • PR 作成後は、通常のレビューフローに乗せます。CI が走り、レビュアーが確認します。

旧来の Codex Cloud (Legacy) は別物

手動のセットアップスクリプトを書く従来の仕組みは、公式ドキュメント上は Codex Cloud (Legacy) として分離されました。Legacy は Code Review と Linear・GitHub の連携を引き続きサポートしますが、非推奨化が予定されていると書かれています。この記事が扱うのは現在の環境のほうです。

AGENTS.md を整える

クラウド版も、リポジトリの AGENTS.md を読みます。コンテナ内で実行すべきテストコマンド、コーディング規約、触ってはいけない場所を書いておくと、タスクごとに説明する必要がなくなります。書き方は Codex CLI のセットアップと AGENTS.md の書き方 を参照してください。

ローカル版・VS Code 拡張との使い分け

状況向いている方
対話しながら実装や調査を進めたいローカル(CLI / VS Code 拡張)
独立したタスクを複数、時間をかけて進めたいクラウド
ローカルでしか再現しない環境依存の問題ローカル
手元の環境を汚したくない、別マシンから確認したいクラウド

VS Code 拡張からクラウドにタスクを送ることもできるため、「手元で調査 → クラウドに実装を委任 → 手元で PR を確認」という流れが組めます(Codex VS Code 拡張の使い方)。Claude Code で同様の仕組みを作る場合は GitHub Actions で Claude Code を動かす を参照してください。

まとめ

  • Work in > Cloud > Select environment からリポジトリを選び、セットアップとテスト結果を確認して Publish する
  • インストールスクリプトは自分で書かない。Codex がリポジトリを調べ、install script と start skill に保存する。直すのは会話と Edit → Republish
  • 独立したタスクを並列に投げ、結果を確認してから PR を作成する
  • AGENTS.md にテストコマンドと規約を書いておくと、タスクごとの説明が不要になる

よくある質問

Codex クラウド版はどこから使えますか?
ChatGPT を Web・モバイル・デスクトップアプリで開き、Web かデスクトップアプリで Work in > Cloud を選んで Select environment を開きます。環境の作成は Web とデスクトップアプリで行います。
セットアップスクリプトは自分で書く必要がありますか?
必要ありません。環境を作るとき Codex がリポジトリを調べ、テスト済みの構成を install script と start skill に保存します。公式ドキュメントも「you don't need to write an installation script yourself」と書いています。内容は会話で直します。
タスク実行中のネットワークアクセスはどうなりますか?
インターネットアクセスはトグルで有効にし、許可するドメインを選びます。タスク側に効くのは Publish / Republish 後の新しいタスクからなので、新しいタスクで確認してください。

参考にした一次情報

この記事は公式ドキュメントを基に AI が下書きを作成し、運営者が内容を確認して公開しています。誤りを見つけた場合は お問い合わせからお知らせください。