Codex CLI v0.166 で追加された codex queue --resume と codex doctor --network-only

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v0.166.0 はキューに入れたあとスレッドを再開する --resume と、ネットワーク診断に絞る codex doctor --network-only を追加しました。再開とフォークで承認設定が保持される修正も整理します。

検証日 2026年11月2日 検証バージョン Codex CLI v0.166.0 仕様変更が早い分野です。最新の公式ドキュメントも併せてご確認ください。 記事の作り方と検証手順
目次
  1. codex queue --resume でスレッドを再開する
  2. codex doctor --network-only で診断を絞る
  3. トランスクリプトの操作と残りの新機能
  4. 再開とフォークに関わる修正
  5. まとめ

Codex CLI の v0.166.0 は新機能 6 件、修正 7 件のリリースです。日常の運用に効くのは codex queue --resume と codex doctor --network-only の 2 つです。

どちらも既存のコマンドにフラグを足したものです。コマンド本体の挙動を押さえておくと、何が変わったのか分かりやすくなります。

KEY POINT

この記事で分かること

  • codex queue の使い方と、--resume が解決する状況
  • codex doctor が調べる範囲と、--network-only で絞られる対象
  • 再開とフォークで承認設定とトークン集計が保持されるようになったこと

codex queue --resume でスレッドを再開する

リリースノートの記述は「Added codex queue --resume to resume unloaded threads after queueing a message」です。メッセージをキューに入れたあと、読み込まれていないスレッドを再開します。

codex queue 自体は公式ドキュメントに記載があります。既存のセッションにテキストのメッセージを入れるコマンドです。

codex queue --thread <SESSION_ID> --message "Run the remaining checks"
項目内容
--threadUUID かセッション名そのまま。同じ名前のセッションが複数あるときは UUID を使う
--message入れるテキスト
そのほか--remote と --remote-auth-token-env に対応。画像の添付は非対応

これまでは、キューに入れてもスレッドが読み込まれていなければそのまま待つことになりました。--resume を付けると、キューに入れたあと再開まで一度で済みます。CI やスクリプトから既存のセッションに作業を積む使い方で効きます。

--resume はコマンドのドキュメントに無い

2026 年 11 月 2 日時点の公式のコマンドのドキュメントに、codex queue のフラグとして載っているのは --thread、--message、--remote、--remote-auth-token-env です。--resume の記載はありません。リリースノートにのみ書かれているフラグです。

codex doctor --network-only で診断を絞る

「Added codex doctor --network-only for focused configuration, connectivity, and WebSocket diagnostics」が追加されました。

codex doctor は、サポートに問い合わせる前やインストールが壊れたときに使う診断コマンドです。公式ドキュメントは、調べる範囲を「installation, configuration, authentication, runtime, Git, terminal, app-server, and thread inventory health」と書いています。

# 全体を診断する
codex doctor

# 設定・接続性・WebSocket に絞る
codex doctor --network-only

全体の診断はスレッドの一覧まで含むため時間がかかります。症状がネットワーク側に見えているとき、たとえばプロキシ越しで接続できない、WebSocket が切れる、といった場合に --network-only が使えます。

こちらもフラグ自体はコマンドのドキュメントでは確認できませんでした。codex doctor のオプション表はドキュメント上で動的に描画されており、Markdown からは個別のフラグを読み取れないためです。

ネットワークプロキシの設定は Codex の approval_policy と sandbox_mode の組み合わせ で扱っています。

トランスクリプトの操作と残りの新機能

残りの 4 件は表示と操作まわりです。

追加内容
トランスクリプトの選択キーボードで単語・行・ページ単位に移動でき、検索もできる。ショートカットは設定可能
Markdown の描画非同期の質問、選択肢、回答、トランスクリプトの返信で描画を揃えた
GPT-6.1 Terra同梱・Vertex AI・Amazon Bedrock のモデルカタログに追加
安全性ブロックの説明TUI でブロックの理由を明確にし、より安全な代替プロンプトを選べるようにした

GPT-6.1 Terra は v0.165.0 で同梱のカタログに入っていましたが、v0.166.0 で Vertex AI と Amazon Bedrock のカタログにも追加されました。v0.165.0 で model_provider = "gcp" の Vertex AI プロバイダが組み込みになった流れの続きです。詳細は Codex CLI v0.165 で Vertex AI が組み込みプロバイダになった変更点 を参照してください。

再開とフォークに関わる修正

修正 7 件のうち、2 件がセッションの再開とフォークに関わります。

  • 承認と権限の設定が保持される: 「Preserved acknowledged approval and permission settings when resuming or forking threads」。再開時やフォーク時に、一度承認した設定が引き継がれます
  • 推論トークンの集計が保持される: 「Preserved reasoning-token accounting across resume and fork to avoid premature compaction」。集計が引き継がれることで、早すぎるコンパクションを避けます

2 つ目は実務上の影響が分かりやすい修正です。集計がリセットされると、実際にはまだ余裕があるのにコンパクションの条件を満たしたと判断されうるため、再開したセッションで文脈が早く失われる形になっていました。

このほか、親スレッドをアーカイブから戻したときに派生したスレッドも復元されるようになり、app-server のスレッドの起動と終了の競合が修正され、TUI の再接続とオフライン時の /quit・/exit の扱いが改善されています。

まとめ

  • codex queue --resume で、メッセージをキューに入れたあと読み込まれていないスレッドを再開できる
  • codex queue は --thread に UUID かセッション名を渡し、画像の添付には対応しない
  • codex doctor --network-only で、設定・接続性・WebSocket に診断を絞れる
  • 再開とフォークで、承認設定と推論トークンの集計が保持されるようになった
  • --resume と --network-only は公式のコマンドのドキュメントでは確認できなかった

よくある質問

codex queue はどう使いますか?
codex queue --thread <SESSION_ID> --message "..." の形で、既存のセッションにテキストのメッセージを入れます。--thread は UUID かセッション名そのままを受け付け、画像の添付には対応していません。
codex doctor は何を調べますか?
公式ドキュメントによると、インストール、設定、認証、ランタイム、Git、ターミナル、app-server、スレッドの一覧の健全性を調べます。v0.166.0 で追加された --network-only は、ここから設定・接続性・WebSocket の診断に絞ります。
--resume と --network-only は公式ドキュメントに載っていますか?
2026 年 11 月 2 日時点のコマンドのドキュメントに、この 2 つのフラグの記載はありません。コマンド本体(codex queue と codex doctor)は記載されています。

参考にした一次情報

この記事は公式ドキュメントを基に AI が下書きを作成し、運営者が内容を確認して公開しています。誤りを見つけた場合は お問い合わせからお知らせください。