今週の Claude Code・Codex・Gemini CLI 変更点まとめ(2026年10月4日週)
Claude Sonnet 5.5 が既定の Sonnet モデルになりました。Claude Code 2.1.284〜2.1.288 の Claude Mods と WebFetch 無効化、Codex 0.160.0、Gemini CLI 0.62.0 の変更点をまとめます。
目次
今週の最大の変更は、Claude Sonnet 5.5(claude-sonnet-5-5)が Anthropic API の既定の Sonnet モデルになったことです(v2.1.284)。公式料金表の価格は Sonnet 5 と同額なので、値上げを気にせず切り替わります。
機能面では、プラグインの仕組みを拡張する Claude Mods が 2.1.287 で追加されました。設定面では CLAUDE_CODE_DISABLE_WEB_FETCH と allowedProviders が増えています。
対象は Claude Code 2.1.284〜2.1.288、Codex CLI 0.160.0、Gemini CLI 0.62.0 です。
KEY POINT
この記事で分かること
- Claude Sonnet 5.5 のモデル ID と、公式料金表で確認できる価格
- Claude Mods と、新しく増えた 3 つの設定
- セッション再開と自動圧縮まわりの修正
Claude Code
2.1.284 Claude Sonnet 5.5 が既定の Sonnet モデルに
変更履歴には「Claude Sonnet 5.5(claude-sonnet-5-5)を追加。Anthropic API で既定の Sonnet モデルになりました — 1M コンテキスト、$2/$10 per Mtok、キャッシュ読み出し $0.20/Mtok」とあります。公式料金ページの表でも同じ値を確認できました。
| 項目 | Claude Sonnet 5.5 | Claude Sonnet 5 |
|---|---|---|
| モデル ID | claude-sonnet-5-5 | claude-sonnet-5 |
| 入力 | $2 / MTok | $2 / MTok |
| 出力 | $10 / MTok | $10 / MTok |
| キャッシュ読み出し | $0.20 / MTok | $0.20 / MTok |
| バッチ | $1 / $5 per MTok | $1 / $5 per MTok |
先日の Opus 5.5 と違い、価格は据え置きです。キャッシュ読み出しも入力価格の 0.1 倍という標準の倍率で、Opus 5.5 のような特別扱いはありません。/model で sonnet を選んでいる設定は、アップデート後に自動的に 5.5 へ切り替わります。
同じリリースでは、auto モードが作業ディレクトリ外の読み取りを確認するとき、**「Yes, but ask again next time」**という選択肢が増えました。その 1 回だけ許可して、次回以降も確認してもらえます。/mcp reconnect all も追加され、接続に失敗したサーバーをまとめて再試行できます。
モデルごとの費用の考え方は Claude Code の料金と使用量の確認方法 にまとめています。
2.1.285 設定で止められるものが増えた
| 追加されたもの | 内容 |
|---|---|
CLAUDE_CODE_DISABLE_WEB_FETCH | WebFetch ツールをオフにする環境変数 |
allowedProviders | 使用できる API プロバイダを制限する管理設定(Anthropic API、独自エンドポイント、Bedrock、Mantle、Vertex AI、Foundry、Claude Platform on AWS、Cloud gateway) |
claude --desktop | 現在のディレクトリ、または --continue / --resume <id> のセッションで Claude デスクトップアプリを開く |
claude plugin configure <plugin> | プラグインのオプションと未設定の項目を表示する。--values-stdin で標準入力から保存 |
CLAUDE_CODE_NONSTREAMING_TIMEOUT_RETRIES | タイムアウトした非ストリーミングのフォールバック要求の再送回数を制限する |
管理設定の allowedProviders は、組織で「この端末は Bedrock だけ」と決めたい場合に効きます。
2.1.287 Claude Mods
変更履歴の 1 行目は「Claude Mods を追加。プラグインがより深い挙動を変更できるようになりました」です。あわせて組み込みの mod として You should know が追加されました。サイドエージェントが作業を見ていて、自分や Claude が見落としていそうなことを指摘する仕組みです。/plugin enable cc-plugin-you-should-know@builtin で有効にします(テレメトリを有効にしたファーストパーティのセッション向け)。
MCP では、2025-11-25 プロトコルのサーバーからの URL プロンプト(サインインなど)に対応しました。このアップデート後にサーバーが接続しなくなった場合は、その MCP 設定エントリに "bareElicitationCapability": true を追加してくださいと注意書きがあります。
2.1.288 再開と自動圧縮の修正
ここは長いセッションを使う人に効く修正が並んでいます。
- 長い会話が自動圧縮されず「Prompt is too long」で失敗していた問題(直前の応答がトークン使用量を 0 と報告した場合)
--resumeが、圧縮で復元したばかりのファイルや文脈を落とすことがあった問題- 再開したセッションがターンの最後の応答を保存せず、次の
--resumeでプロンプトが未回答に見える問題 - 2.1.286 以前で始めた会話を再開すると、モデルの以前の思考が落ちる問題
- 応答の途中で API がタイムアウトしたときにターンごと失敗していた問題。非対話セッションとサブエージェントは部分応答から続行するようになった
設定では CLAUDE_CODE_DISABLE_STRUCTURED_OUTPUTS が追加され、構造化出力を拒否するゲートウェイで、セッション名の生成やメモリの想起が失敗する問題を回避できます。
auto モードでは「ブロックされたツールが Bash ではないのに、拒否メッセージが Bash の権限ルールを案内していた」問題が修正されました。先日の Q&A で扱った git コマンドの拒否は、ブロック対象が Bash だったケースなので、そちらの対処(autoMode.allow や /permissions の Recently denied)は変わりません。auto モードの位置づけは Claude Code の既定の権限モードを変える を参照してください。
そのほか、MCP サーバーがツール呼び出し中に追加の OAuth スコープを求めたときに再認証を促すようになりました(MCP の OAuth は リモート MCP サーバーに OAuth ログインする手順 にまとめています)。/code-review には --max-findings <n>|all が追加され、Ctrl+C で消したプロンプトは空の入力欄で Up を押すと復元できます。
Codex CLI
0.160.0
New Features は 4 件です。
| 変更 | 内容 |
|---|---|
| エージェントコマンドセンター | キーボードで操作できる「Show more」で過去のタスクをたどれる |
| X11 のコピー | Linux の対応ターミナルで、全画面モードのトランスクリプトを選択して中クリックで貼り付けられる |
| プロジェクト外のセッション | ポリシーが許せばワークスペースの既定で開始でき、再開時に保存された権限を復元する |
| Guardian レビュー | オプトインで、以前のユーザー指示の取得とエージェント引き継ぎの文脈の取り込みに対応 |
Bug Fixes では、Windows のサンドボックスの PowerShell フォールバックと長いパスの権限修復、バックグラウンドヘルパーが出す不要なコンソールウィンドウの抑制が続いています。先週の 0.158 から Windows 関連の修正が継続している形です。再接続後に未送信のキュー済みメッセージが重複送信されずに再開されるようになった点も、取りこぼしを気にする運用では効きます。
Gemini CLI
0.62.0
gemini-3.8-flash と gemini-3.5-flash-lite の追加が中心です。詳細は単独の記事 Gemini CLI v0.62 の変更点 にまとめました。OAuth のリフレッシュトークンを保持する修正と、Windows の PTY・ConPTY まわりの修正も入っています。
今すぐ確認したいこと
- 長いセッションを再開する運用なら 2.1.288 に上げる。自動圧縮と
--resumeの取りこぼしが複数修正されています。 /modelでsonnetを選んでいる場合、切り替わった先が Claude Sonnet 5.5 でよいか確認する。価格は Sonnet 5 と同額です。- 2.1.287 以降で MCP サーバーが接続しなくなったら、その設定エントリに
"bareElicitationCapability": trueを足す。 - WebFetch を使わせたくない環境では
CLAUDE_CODE_DISABLE_WEB_FETCHを設定する。組織で API プロバイダを固定するならallowedProvidersを検討する。
まとめ
- Claude Sonnet 5.5(
claude-sonnet-5-5)が Anthropic API の既定の Sonnet モデルになり、価格は Sonnet 5 と同額でした - 2.1.287 の Claude Mods でプラグインがより深い挙動を変更できるようになり、組み込みの「You should know」が追加されました
- 2.1.285 で
CLAUDE_CODE_DISABLE_WEB_FETCHとallowedProvidersが増え、止められる範囲が広がりました - 2.1.288 は自動圧縮と
--resumeの取りこぼしを複数修正しています - Codex 0.160.0 は Windows まわりの修正が中心、Gemini CLI 0.62.0 は新モデル 2 つの追加が中心です
よくある質問
- Claude Sonnet 5.5 のモデル ID と料金は?
- モデル ID は claude-sonnet-5-5 です。2026 年 10 月 4 日時点の公式料金表では入力 $2/MTok、出力 $10/MTok、キャッシュ読み出し $0.20/MTok で、Sonnet 5 と同額です。
- Claude Mods とは何ですか?
- 2.1.287 で追加された仕組みで、変更履歴には「プラグインがより深い挙動を変更できるようになった」と書かれています。組み込みの例として「You should know」が同時に追加されました。
- WebFetch ツールを無効にできますか?
- 2.1.285 で CLAUDE_CODE_DISABLE_WEB_FETCH 環境変数が追加され、WebFetch ツールをオフにできます。
- 今週いちばん急いで上げるべき修正は?
- 長い会話が自動圧縮されずに「Prompt is too long」で失敗する問題の修正(2.1.288)と、resume 関連の取りこぼしの修正です。長いセッションを再開する運用なら 2.1.288 に上げてください。
参考にした一次情報
この記事は公式ドキュメントを基に AI が下書きを作成し、運営者が内容を確認して公開しています。誤りを見つけた場合は お問い合わせからお知らせください。